製品紹介

  • クイックリリースフック - Quick Release Hook -Open or Close
    解放機構を備えたフックにより、安全で、簡単、迅速に係留索を離脱することができる係留装置です。主に、石油やLNGといった危険物を取扱う桟橋やブイなど、緊急時の離桟対応が求められる場所で利用されています。

    設置場所の設計や環境、想定される係留索の本数や負荷荷重に応じて、最適なタイプをご提案いたします。なおオプションで、緊急時にフックを遠隔操作で解放するシステムと組み合わせることもできます。
  • 張力計(テンションメータ) - Tension Meter -Open or Close
    クイックリリースフックや係船⽤ウインチといった係留設備に、専⽤のロードセルピンを組み込んで係留索の張⼒を測定する装置です。⽬視では判断しにくい係留索の張⼒を数値化して管理することができます。

    弊社のテンションメータは、1983年の初設置以来、⽯油基地、⽕⼒発電所、⽯油受⼊⽤ブイ、調査船などで数多く実績があり、特にLNG基地に関しては国内ほぼ全ての基地でご利⽤いただいています。

    想定される負荷荷重や、設置する係留設備などに応じて、機器をオーダーメイドで設計・製作いたします。
  • 桟橋係留監視装置 - Berth Monitoring System -Open or Close
    係留索の張⼒情報をはじめ、⾵向⾵速や波⾼潮流といった気象海象情報、また本船の速度・距離等の離着桟情報といったバースの安全係留に関連する情報を1つの端末(モニタ)上に集約し監視するシステムです。

    様々な情報を集中監視し、異常発⽣時には警報を発するなどバース管理者をサポートするとともに、中央制御室や本船のシステムへデータ出⼒して情報を共有化することもできます。

    ⼊⼒情報の種類、表⽰画⾯の構成、操作⽅法など、接続機器やご要望に応じてシステムをオーダーメイドで設計・製作いたします。なお、係留索の張⼒値をインターロックに応⽤したフックの遠隔解放機能をオプションで組合せることもできます。
  • 接岸速度計 - Laser Docking Aid System -Open or Close
    船舶と桟橋の距離や速度を、レーザーセンサーで測定する装置です。⽔先案内⼈(パイロット)やバース管理者に本船の接近速度や距離情報を提供して、安全な離着桟を⽀援します。情報表⽰に関しては、桟橋上に設置する専⽤表⽰器、持ち運び可能なテレメータ装置、本船からも確認可能な⼤型LED表⽰器など、さまざまなタイプをオプションで取り揃えています。
  • ポータブル着桟支援装置 - Portable Docking Assist System -Open or Close
    「もっと手軽に着桟情報を確認したい」というご要望に基づき開発した、簡易タイプの着桟距離・速度測定装置です。バッテリー内蔵のセンサーを現場に設置するだけで、無線でデータをタブレット型表示器に送信・表示するため、設置工事が一切不要です。

    センサーは小型・軽量で簡単に持ち運びできるので、船種・船型に合わせて設置場所を変更して使用したり、複数の桟橋で機器を共有して使用することも可能です。

    また、既設機器に万が一のトラブルが発生した場合のバックアップ用機器としても利用できます。  詳細はこちら
  • 風向風速計 - Wind Meter -Open or Close
    桟橋や管理建屋などに設置して風向と風速を測定する装置です。

    測定する環境や計測範囲によって様々なタイプから選択が可能で、多雪・寒冷地用や防爆エリア用など特殊環境に対応するタイプもご用意しています。
  • 流向流速計 - Tidal Meter -Open or Close
    桟橋上から海中へ吊り下げて設置し、潮流の向きや速さを測定する装置です。
    主な取扱製品である電磁式定置型は可動部分や摩耗部分がないため、一般的なプロペラ式に比べてメンテナンスが極めて容易です。

    設置される環境に応じて、測定範囲や出力方式などのカスタマイズが可能です。
  • 波高潮位計 - Wave Meter -Open or Close
    桟橋上に設置して、波の高さや周期、有義波や長周期波などを測定する装置です。
    主な取扱製品である空中発射式はマイクロ波で計測するため、一般的な超音波型に比べて気温や湿度の影響を受けず、さらに信号の長距離伝送に優れています。また、非接触型のため、海中設置のタイプに比べて格段にメンテナンスが容易です。

    なお、検出器は防爆対応品のため、防爆エリアでも使用可能です。
  • 船陸間光伝送装置 - Ship and Shore Optical Communication System -Open or Close
    LNG基地とLNG船の間で使用される専用の特殊通信設備です。

    ホットラインや外線などの音声通話や、緊急遮断システム(ESD)情報、係留索荷重情報を、規格化された光信号に変換して、専用光ケーブルを介して基地とLNG船の船陸間で通信します。

    LNG基地・LNG船・FSRU(浮体式LNG設備)など、使用環境や仕様、またご要望に応じてシステムを設計いたします。
    詳細はこちら
  • 電気式ESD通信システム - Electric Linked ESD System -Open or Close
    緊急遮断システム(ESD)情報の電気信号による船陸間通信システムは、これまで⼀部のLNG基地とLNG/LPG船で使⽤されてきました。⼀⽅、国際規格・ルールにより、LPG基地とLPG船間やLNGバンカリング船とLNG燃料船間などでも今後の導⼊検討が進められています。弊社では、各種接続⽤プラグや通信制御⽤ユニットなど、仕様やご要望に合わせて総合的に設計・製作いたします。

    LNG基地・LNG船・FSRU(浮体式LNG設備)・LNGバンカリング船など向けに、光伝送装置と統合した船陸間通信システムも、ご要望に応じて設計いたします。
  • 無線式荷重監視装置 - Radio Mooring Load Monitor -Open or Close
    桟橋やブイで計測された係留索の張力情報や気象海象情報を無線伝送し、遠隔地で各種情報をモニタするための装置です。持ち運び可能な受信端末により本船やブイ上など、どこでも自由に情報をモニタすることができます。

    入力情報の表示や画面構成などは、仕様やご要望、利用状況に合わせて設計・製作いたします。
  • 落雷対策機器 - Equipment against Lightning -Open or Close
    直撃雷対策として有効な「PDCE落雷抑制型避雷針」を取扱っています。従来の避雷針とは、実際は落雷を誘導するため、サージ電流が設備に悪影響を及ぼし、さらに雷を確実に捕捉できるとは限りません。
    一方、「PDCE避雷針」は、落雷自体を抑制することで人や設備への影響を最小限にすることが可能です。保護したい設備の規模に応じて、設置方法や台数などをご提案いたします。

    また、桟橋設備機器の誘導雷対策として、アレスタなどの避雷器の設計・製作にも対応いたします。
  • 桟橋情報表示器 - Berth Information Display for Hazardous Area -Open or Close
    桟橋係留監視装置上で監視している各種情報を、桟橋上の防爆エリアでモニタするための装置です。
    係留索の荷重情報や、気象海象情報、接岸速度計情報の切替表示などのカスタマイズも可能なため、離着桟時や係留中に必要な情報を、桟橋上で監視・確認が可能です。

    現地設置型の他に、桟橋上を自由に持ち運べる可搬型も取り揃えています。  詳細はこちら
  • 防爆型ライト - Explosion-proof Portable Lighting -Open or Close
    国内防爆承認(本質安全防爆)を取得して、防爆エリアで使用可能なライトです。
    充電型ハンドライト、各種懐中電灯、ヘッドライトなど各種取り揃えており、更には複数の充電型ハンドライトを組合せる持ち運び可能な防爆対応投光システムも取り扱っています。  詳細はこちら
  • この他にも、現場の要求に応じて、常に新しい設備・製品の開発を積極的に行っています。 現場でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
  • 私どもは、これまでの豊富な実績と経験に基づき、安全係留に関する設備・システムを総合的にご提案いたします。また、機器やシステムの設計・製作・納入・設置はもちろんのこと、設置後の点検や保守などアフターサービスも対応いたします。
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